-はじめに
バレエが好き、少し興味はあるけれど、何を見たら良いのか?チケットはどこで入手するのか?などわからない事も多く実際に生の公演を劇場で観たことはないと仰る方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方のためにバレエ公演を観に行くための準備にはどんなことがあるかをぜひご紹介させてください。
■ 気軽に行けるもの?バレエチケットの買い方
実際に公演を観に行くために必ず必要なもの、それはまさにチケットですね。では、チケットはどのようにして手に入れる事が出来るのかみて行きましょう。
バレエ公演のチケットは、公演日の半年くらい前から販売開始されることが多いです。
それより早い/遅い場合もあるので、日頃からインターネットやプレイガイドのサイトなどで公演予定をチェックしておくと見逃しにくいです。
では、実際のチケットの価格はというと?
チケット価格の目安は、日本でのバレエ公演の場合、チケットの価格最高額のS席が15,000円~10,000円程度、比較的手ごろなD席は3,000円程度となっています。
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなどの各種プレイガイドでも購入することができますのでイメージよりもずっと気軽に手に入れることが出来ます。
■ 初めての公演選び!おすすめ演目
では、実際に何の公演を観に行くのかというところになりますよね。バレエを生で観るのが本当にはじめてな方には、やはり有名どころの演目(クラシックのスタンダード作品)がおススメです。
「白鳥の湖」「シンデレラ」「ドン・キホーテ」などです。
また、お子様連れの方だと「くるみ割り人形」は間違いなくオススメです。
くるみ割り人形は「クリスマスの夜に主人公が夢見る」おとぎ話。人形や動物、妖精や一面に舞う粉雪。子供から大人までバレエの初心者には分かりやすく、衣装も丈の短いいわゆるバレエ衣装「チュチュ」もあれば、ドレスもあり、世界各国の民族衣装をモチーフにした衣装ありと子供から大人までみんなで楽しめます。
子どもと一緒に観賞する場合、ですが日本の多くのバレエ公演では会場では小さなお子さんの子連れが多く観劇する際も子供用の座高を高くするクッションを配って下さいます。
しかし、海外からのバレエ団や国内でも大人向けのバレエ公演をしている所では入場条件に「未就学児不可」と書かれている所もありますので、購入を検討する際には必ず確認をしておきましょう。
■ 何を着たらいいの?ドレスコードを知ろう
初めてのバレエ鑑賞となると、やはりドレスコードはきになりますよね。一件敷居が高く見られがちなバレエ鑑賞ですが、実際そこまで服装に気を遣わなくても大丈夫なようなんです。
そのままピクニックに行けちゃいそうな恰好(ジーンズにTシャツなど)はさすがに避けたほうがよいと思いますが、男性だとジャケットにジーンズと革靴などかなりカジュアルな格好の方も多く来場されていますし、女性の方だとワンピースは一枚できちんと感も出て、身支度もしやすいのでオススメです。
ちょっと高級なレストランやホテルでのお食事をイメージすると、コーディネイトが決めやすいかもしれませんね。
観客席の空調は、寒すぎず暑すぎないよう配慮されてはいるものの、ずっと座って鑑賞していると肌寒く感じ始めて舞台に集中できなくなってしまうこともあるので、ちょっとした羽織るものがあると女性は特に安心化もしれません。
また、着物を着て鑑賞なんていうのも粋かもしれませんね。
最近は外国人観光客の増加に伴い着物のレンタルも低価格で利用出来るお店が増えています。気軽にレンタルした着物でバレエ鑑賞。いつもと違う服装でいつもと違う空間へ出かけることでより魅力的な時間になるのではないでしょうか。
-終わりに
バレエはまだまだ敷居が高いと思われがちですが、実際に行ってみると本当に気軽に楽しめるもので、ミュージカルやオーケストラに行くような感覚でまずは初めての一歩をぜひぜひ踏み出して頂ければと思います。
その場にいるだけで疲れた心が癒え、気分が高揚したり、美しいバレエダンサーのパフォーマンスに魅了されきっとまた行きたいと思わせてくれるのではないでしょうか。
まずはお近くでバレエ公演がないか検索してみてはいかがでしょうか?